センチメンタルなお弁当作り
'25.09.129月も10日が過ぎ、いつも通り朝5時に起床すると、
何となくメランコリックのようなセンチメンタルな気分の自分に気づいた。
ちなみに・・・
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センチメンタル → 感傷的・ノスタルジー・思い出にひたる感じ
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メランコリック → 憂うつ・もの悲しさ・気分が沈む感じ
どちらも当てはまるようで、どちらかと言えばセンチメンタルかもしれない。
夏真っ盛りの頃は、朝一の空に力強さを感じていたのに、
今朝の空は柔らかく淡い色に包まれていて、
季節が少しずつ移り変わっていることを静かに教えてくれてた。
いつものようにキッチンに立ち、息子のお弁当を作り始める。
まだ寝ぼけ眼だし、外はまだ薄暗いものだから、調子はゆるゆる。
気分も乗らない。
メニューもまだ決まっていない。
昨日の残り物はあるかな・・・
そんなとき、ふと、徳永英明さんの曲が聴きたくなった。
不思議。
いつもの朝は、歌詞が無いピアノ曲や、クラシック、またはスロージャスを流しながらお料理を進めているのだけど、
今日に限って心が聴きたい曲は「徳永英明」。
早速、端末のミュージックアプリで検索。
1番目の曲は、「レイニーブルー」
おー、何てセンチメンタルな曲。
今の私には当てはまる情景は無いのだけれど、
いつか息子もこういう恋愛を経て結婚していくのかな。
何て考えながら(超センチメンタル笑)せっせと卵焼きを作る私。
「おはよう・・・」
ボサボサ頭で息子が起きてきた。
突然息子にこう言ってしまった。
「お早う。あのね、〇〇〇がいつか結婚したら、お弁当作りは奥さんに強要するものでも無いし、作ることは当たり前のことでもないんだよ。
だから奥さんになる人に、子どものためだからとか、俺のおかんは毎日作ってくれてた、とか、絶対言っちゃだめだよ。
ちゃんと2人で話し合って色んなことを決めていくんだよ。」
と寝ぼけたままの息子へ伝えた。
ね、息子に対してこれ、完全にオレンジの私でしょう。
起床したばかりの息子に、結婚後のアドバイスをしている私(笑)
しかも、良かれと思って。
「・・・・???」
わけのわからない息子。
そりゃそうだよね。
毎朝のお弁当作りは、私が息子にやってあげたいと思っている、私なりの愛情表現のひとつ。
それに、なるべく安全な素材で、栄養がある食事を摂って欲しいから手作り弁当にこだわって作っている。
でもそれは、それぞれの家庭で色んな考え方があって良いと思う。
その頃、徳永英明の曲は
「輝きながら・・・」へ移っていた。
素顔にメロディ
焼き付けて 君は今
輝きながら
大人のドアをあけて・・・
そうだよね、息子もあと数年で家を離れる。
大人のドアを開けるのか。
もう詰められることのない、空っぽのお弁当箱を眺めて寂しくなったりもするのかな。
よし、あと、1年半のお弁当作り、たくさんの愛を詰めよう。
何て寝ぼけた頭の中に色々よぎる。
いや、もう完全に目覚めているのかもしれない。
徳永英明さんの曲を朝流すと、こんなにもセンチメンタルなお弁当作りになるのね・・・
そんな私に息子はひとこと・・・
「お弁当ありがとう、俺が奥さんにそんなこと言うと思う?」
だって。
まあいつの間にか心も成長したのかしら。
そんなこんなで徳永英明オンパレードの中、今日も美味しい(と思う)お弁当が完成したのでした。
さて今日は「センチメンタルなお弁当作り」という題で書いてみましたが、こんな小さな日常の話を読んでくださりありがとうございました。
秋になると、日照時間が短くなり「光不足」になりやすいです。
気持ちがセンチメンタルになったり、寂しさや悲観的な感情に傾きやすいのも、自然な流れなのです。
東洋の知恵では、秋は 肺と大腸系 に深く関わります。
特に夕方は「肺・大腸の時間」にあたり、感情が揺れやすくなるといわれています。
そこで、ワンポイント!!
朝は太陽を正面から浴びる⇨体内時計を整えて、肝臓の解毒のリズムを促す。
夕方は背中や腰に光を当てる⇨腎臓系をサポートし、ホルモンバランスを整える。メラトニンなどのホルモン分泌を助け、安眠にもつながる。
どうしても、秋の朝5時は太陽もまだ昇っていないし、
ホルモンバランスが整っていないから、
私は、今日のような状態になってしまったのですね。
そういう場合は、光を多く吸収した食べ物をいただくと良いのですよ!
それは何だと思いますか?
答えは・・・
「お米」 です!!
お米は、春に蒔かれ、夏の太陽をたっぷり浴び、秋に収穫。
小さな1粒1粒に、光がギュッと凝縮されているんです。
糖質抜きなんてせずに、美味しいお米をしっかり食べていきましょうね!
そして、秋のスポーツも楽しんでみたいな、と感じる今日この頃です。
いつも皆さんが愛と光で満たされますように❤️
美雲 ゆり愛