大きなものを手放すとき🪽
'25.08.20突然ですが・・・
このたび、13年住んだ家を手放すことにしました。
なぜ今このタイミングなのか。
実はあと1年半ほどで、末っ子の息子も巣立ちます。
そのことを数年前から度々想像(妄想)してしまうようになり、
そうすると一気に寂しさが込み上げてきて、考えるだけで涙があふれていました。
でも同時に思ったのです。
子どもたちが巣立つのなら、私たち夫婦も新たな道を歩まなければならないと。
子どもが巣立ったあとに訪れる「夫婦だけの生活」。
そのときに大きな空洞に落ち込んでしまわないように、今のうちから次のライフスタイルを築いておきたい。
その準備の中で、たくさんの物とも向き合いました。
長年使った家具や子どもたちの思い出の品、学生時代のアルバム…。
最初は「手放せない」と思っていたものも、感謝を込めて手放すと、驚くほど心が軽くなりました。
アルバムも数枚だけ残して、あとは勇気を出して整理。
すると、物はなくなっても思い出はしっかり心の中に残っていることに気づきました。
壁に刻んだ子どもたちの身長の記録。
一緒に植えた庭の植物。
そのすべてが、家族の時間を映す大切な思い出です。
不思議なことに、大きな物を手放した瞬間、空いたスペースに新しい風が流れ込むように感じます。
まるで未来へ進むための「余白」が広がっていくようでした。
流れは自然に訪れ、今年に入ってから少しずつプランを進めてきたのです。
今、この家を手放す準備が整いました。
奇跡と言われているモンステラの花
13年住んだ家を手放すタイミングで、モンステラの花が咲きました。
まるで“これまでありがとう、次のステージも大丈夫だよ”と植物が教えてくれているようで、胸がいっぱいになりました。
家も庭も前向きなエネルギーに満ち溢れています。
これからは、海を眺めながらゆったりと過ごせる場所へ。
数年かけて探してきた土地が、ようやく「ここしかない」と思える場所に出会えました。
夫婦と愛犬のための暮らしを中心に、子どもたちがいつでも帰ってこられる部屋も用意する予定です。
家を手放すということは本当に大きな決断であり、人生の中でも特に大きなエネルギーの変化のとき。
けれども、それがすべて「ちょうど良いタイミング」だと感じています。
不思議と宇宙のリズムと繋がったとき、
無理をしなくても、必要な出来事やご縁は流れとなって訪れる。
今回の決断を通じて、そのことを改めて実感しました。
今は一時的に近くのマンションで新しい暮らしを始めていますが、
ここからまた、夫婦の新しい時間を丁寧に紡いでいきたいと思います。
そしてもうひとつ。
実は「しずく色の庭」というプランも少しずつ動き始めています♡
この先、その新たな場所で、皆さまに癒しや光をお届けできる場として形にしていく予定ですよ。
またそのお話も、楽しみに待っていていただけたら嬉しいです🌿
ではではまたね♡
美雲 ゆり愛